ホームページの役割と集客につなげるためのポイントを解説

「ホームページ作る目的はなんですか?」と問われて、答えることができるでしょうか?この質問に明確に答えることができる人は実はほとんどいません。

今の時代はネットがとても発達しているので、個人でもホームページを持つような時代です。無料でホームページが作れるサービスがあったり、プロが作るようなホームページをドラック&ドロップで手軽に作れるようなサービスがあったり、作ろうと思えば誰でも簡単にホームページを作れるようになりました。

その反面、「ホームページを作ったけど何も効果を感じない」「お金と時間の無駄になってしまった」という人が多いのも事実です。

そのような事態になってしまうのは「ホームページを作る目的を明確にしていない」という原因がほとんどですが、そもそもホームページにはどんな役割があるのかわからないという人も多いと思います。

ここでは、ホームページにはどんな目的があるのかをまとめました。ホームページを作って失敗する前にどんな目的があるのかを知っていただきたいと思います。

目次

ホームページはWeb上の営業マン

ホームページを考えるときに、よく「ホームページはWeb上の営業マンだ」と例えられることが多いです。

もう少し深掘りすると、営業マンがいるだけでなく、Web上に自社の営業支部があるようなイメージです。

なので、ホームページを作るときはリアルで支店を構えるのと同じようなつもりで注力しなければ、なかなか成果をあげることができません。

リアルで営業支店を作るとしたら、それなりに準備が必要ですよね。簡単に支店を構えることができないことは想像できると思います。

「ホームページを作れば商品が売れる」と勘違いしている人も多いようですが、リアルな支店や店舗で考えると、準備不足だったり、お店を作ったあと何もしなかったら、お客さんが来てくれないことはわかると思います。

チラシや広告を作ってお客さんを集めるように、Web上でも必要に応じて広告を打ったり、営業をかけるようなこともやっていかなければ商品は売れません。

まずは、そのことを覚えておきましょう。

ホームページの目的

さて、ウェブ上の支店ですが、それぞれの目的によって支店のタイプも異なります。

  1. ウェブ本店:自社を紹介するサイト
  2. 営業支部(営業マン):見込み客を集めるサイト
  3. 販売支店:商品を販売するサイト

①ウェブ本店

サイト例:サービスサイト、協会本部のサイト、ポートフォリオサイト、コーポレートサイト

ウェブ本店とは、いわゆる会社のサービスサイトのことで、会社概要や商品紹介など、「どんなことをやっている会社なのか?」を紹介するサイトです。

一般的に「ホームページ」と呼ばれているものはウェブ本店的な役割を果しています。

このサービスサイトで、商品の特徴や期待できる効果を発信したり、購入前のお客様の不安を払拭したり、どんな想いでビジネスをしているのか発信したり、見込み客となるユーザーが知りたい情報を余すことなく発信していきます。

サービスサイトに必要なページ

サービスサイトには、以下のようなページを用意してユーザーに情報を届けます。

初めての方へ
商品・サービス紹介
購入(お申し込み)の流れ
お客様の声/導入実績
よくある質問
代表挨拶
会社概要
お問い合わせ
体験・トライアルのお申し込み

これらのページはあくまで一例ですが、当社ではこのページ構成を軸にお客様のビジネスに応じて必要なページを精査しながら、集客できるホームページを構築していきます。

②営業マンの役割

サイト例:コンテンツサイト、ビジネスブログ

サイトを訪れてくれた人に自社のサービスや商品を紹介する役割で、ウェブ上の営業マン的な働きをしてくれるサイトです。

直接商品を紹介しなくても、例えばビジネスブログやコンテンツサイトなどでお役立ち情報を提供することで、見込み客との信頼関係を構築することができます。

お客さんがホームページを読むことは、営業マンから説明を受けることと同じような効果があります。なので、ビジネスブログやコンテンツサイトを運営するのであれば、お客さんに喜んでもらったり満足してもらえるように、できるだけ良質な情報を提供をしていきましょう。

そして、その情報を読んだお客さんが納得してくれたら、実際に資料請求、お問い合わせがあったり、講座に参加してくれたりします。

先程のウェブ本店的なホームページだけでは商品やサービスを知ってもらうことは難しいですが、営業マン的な役割を持つブログを更新したり、コンテンツサイト運営することで、商品の認知拡大につながり、販売促進の効果が期待できます。

③販売支店の役割

サイト例:ECサイト

販売支店は「ECサイト」「オンラインショップ」と呼ばれるようなホームページです。商品を直接掲載してお客さんに買ってもらうタイプのホームページになります。

営業支部的なホームページは情報提供をメインとしていましたが、販売支店では「販売すること」が目的になります。

最近では、BASEやSTORESなどのネットショップを簡単に作れるサービスも充実してきました。

Amazonや楽天市場を使ったことがある人も多いと思いますが、それらは大きなデパートのワンブロックを借りて商品を販売しているようなイメージです。

集客できるホームページの3つのポイント

当社にホームページ制作のご依頼をいただく方のほとんどが「集客」を目的とされています。つまり、「ホームページを使って売上に貢献できないか?」と期待していただいています。

そのご期待に応えるべく、これまでにさまざまな業界でホームページ制作を行い、そのホームページを起点としてWebマーケティングに取り組みながら、「集客できるホームページ」の実績を積み重ねてきました。

詳しくは「導入事例」でご覧いただければと思いますが、ここでは、集客できるホームページと、成果がでないホームページの違いを解説します。

ポイント① 顧客心理に基づいた情報設計ができているか

見込み客となるユーザーは、最終的に商品を購入したりお申し込みをする過程で、さまざまな心情の変化を辿っています。商品を購入するというのは、心理的に負担がかかることなのですね。

まず、心理の変化があるということを理解するのが非常に大切になります。

その上で、その顧客心理に応じて、その時々に必要な情報を的確に届けることで、最終的に購入につながるのです。

どのような心理変化を辿っているかを紹介すると、

無関心

認知

興味

比較検討

購入

集客できないホームページは、このようなユーザーの心理に基づいたサイト設計ができておらず、単に情報を並べているだけのサイトになってしまっています。

ポイント② ユーザーの不安を払拭できているか

顧客心理に関連しているポイントですが、ユーザーは商品を購入するまでにたくさんの不安を抱えています。

特に、ネット上で何かを購入したり、申し込みをするというのは、これだけネットが発達した今でも不安なこと。リアルでモノを購入するときよりも心理的ストレスは大きな負担になっています。

  • 騙されていないか
  • 本当に商品が届くか
  • 本当に成果が出るか
  • 払ったお金は無駄にならないか
  • 高いお金を払わされるかもしれない

などなど、無意識的にたくさんの不安を抱えているということを理解しなければなりません。

この不安を払拭するためには、リアル以上の丁寧なコミュニケーションが不可欠です。

商品情報を丁寧に書くことはもちろん、料金を明確に表示したり、購入の流れを載せたり、よくある質問で疑問に回答したりと、ここまで発信する必要があるのかと思うぐらい、丁寧にページを作り込んでいきます。

集客できないホームページは、購入に至るまでのどこかでユーザーが不安を感じてしまい、途中で離脱してしまいます。

ポイント③ 見込み客にアプローチできているか

ホームページを運営する目的を決めることが第一歩!

ホームページを運営する目的はたくさんあり、その目的によってもどんなホームページを作っていくのか方向性が全く違います。

目的も無いまま「ホームページがあった方がいいんじゃないか?」というなんとなくの理由でホームページを作ってしまうと、結局何も得られないで終わってしまうことになりかねません。

そうならないためにも、まずは「何のためにホームページを作るのか」その目的からしっかりと決めていきましょう。

ただ、ホームページやWebマーケティングが得体の知れない存在で、どうすれば良いかわからないというお悩みもよくわかります。

もし、集客できるホームページ制作に興味を持っていただいたけど、「結局どうすれば良いかわからない」という方は、ぜひ無料相談をご活用ください。

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この記事を書いた人

マーケティングパートナー合同会社代表 / 大学在学中からWebの世界に入り、SEO対策を中心としたWebマーケティングを支援して11年目。コンサルタントとしての支援業務だけでなく、事業者としてゼロからビジネスを構築した経験から、実践に落とし込んだ具体的なサポートを心がけております。「Webマーケティグで売上の柱をつくる」をコンセプトに、目先のインスタントな施策ではなく、事業の土台となるWebマーケティングをご提案します。

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