ホームページとブログの違い

ホームページとブログ、その違いは一体何でしょうか?

その違いを説明するのは、Web業界で働いている人でも難しいところがあるので、一般の方がホームページとブログの違いを理解するのは、少し難易度が高いかもしれません。

また最近「ビジネスブログ」に取り組んでいる企業や個人の方が非常に増えてきました。

そういった世の中の流れからも「ホームページとブログの違い」について関心がある方も増えているようです。

今回はホームページとブログの違いをまとめました。どちらが重要なのか、運用事例なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

ホームページとブログの違い

ホームページ

ホームページに掲載する情報は、

  • 会社概要
  • サービス紹介
  • スタッフ紹介
  • よくある質問
  • 資料請求
  • 採用情報
  • お問い合わせ

また、協会であれば、

  • 協会概要
  • 理事長挨拶
  • 講座紹介
  • 講師紹介
  • 資料請求
  • お問い合わせ

などが一般的であり、これらのページの特性上頻繁に更新することはありません。

サービスや講座の細かい点を修正するために更新することはありますが、毎月のように大きく変更するということは基本的にありません。

そういった意味で、サイト自体に動きが少ないので、「静的なサイト」と呼ばれます。

また、わかりやすくリアルな世界と繋げて「Web上の本社」「Web上のパンフレット」と例えられることもあります。

ホームページへのアクセス元

ホームページにはアクセスしてもらう方法は

  • サイト名で検索してもらう
  • ブランド名で検索してもらう
  • 名刺やパンフレットにURLを記載する
  • SNSで紹介する

などが基本です。

サイト名やブランド名で検索してもらうためには、どこかで一度接触をしてサイトの存在を知ってもらわないといけません。

ホームページの存在を知ってもらうために、「名刺やパンフレットを配る」「SNSで紹介する」という方法があります。

そのため、知名度が無いうちはホームページへのアクセスは多くありません。1日のアクセスが一桁しかないということもザラにあります。

しかしその反面、一度知ってもらえた後や、既にお客様がいる場合は、ホームページをしっかりと読み込んでもらえる可能性が高いです。

その方たちは、「どんな会社なのか?どんなサービスがあるのか?」など、興味がある人はホームページを熟読してくれます。

ブログ

ブログは、最新情報を公開したり、イベントの紹介をしたり、スタッフの日常を投稿したり、、、更新頻度が高く動きがあるサイトなので、「動的なサイト」と呼ばれています。

リアルな世界と繋げて「Web上の営業マン」と例えられることが多いです。

そのため「集客のツール」として活用されることが多く、ただの日記を投稿するだけではなくて、読者のためになる情報を徹底的に投稿していく「ビジネスブログ」を運営する企業が多くなりました。

ブログへのアクセス元

ブログにアクセスしてもらう方法として、ホームページと同じのようにブログを知ってもらうこともありますが、それよりも、ブログ一番の特徴は、

「あらゆるキーワードで検索からアクセスしてもらえる」

ことです。

ホームページは「サイト名」や「ブランド名」でしかアクセスしてもらえなかったですが、ブログで自社の商品やサービスに関する情報を投稿することで、幅広いキーワードで検索してもらうことが可能になります。

そのため、これまでにオフラインでの接触がなくても自社のことを知ってもらえるので、「新規見込み客集め」に有効です。

SEO対策をしっかりとやって、読者のためになる記事を投稿していけば、Googleで検索上位表示されるようになり、新規のアクセス数もどんどん増えていきます。

また、ブログに投稿していった記事は「Web上の資産」になり、継続的にアクセスが集まるようになります。

これらの特徴から、ブログを継続して投稿していけば長期的に集客ができると言われるようになり、ブログの存在が注目を集めてきています。

ホームページとブログで重要なのはどっちか?

ホームページとブログ、どちらが重要かというと、圧倒的に「ブログ」の方が重要です。

まだ知名度がない段階では、いくらホームページに力を注いだとしても訪問者はいないので、まずは集客をするために「ブログ」を徹底的に更新していきましょう。

とはいえ、すでにお客様やファンがいる場合は、その方たちのためにホームページを作らないといけません。また、ブログに集まったアクセスの誘導先となるホームページも必要なので、最低限の情報を掲載したホームページを作るようにしましょう。

ブログ誘導

この図のように、ブログに集まったアクセスをホームページに誘導して資料請求やお問い合わせをしてもらう流れが理想的です。

ブログはお客さんとの一番最初の接点になりうる場所です。お客さんに自分のことやビジネスの「興味をもってもらう」位置付けとして発信していくと良いでしょう。

ブログにも種類がある

さて、そのブログですが、発信する目的や内容によって2つの種類に分けることができます。

ブログの種類

このように、何回か接点があるお客さんに対しての「サイト内ブログ」と、お客さんとの最初に接点になる「独立ブログ」に分けることができます。

サイト内ブログ

サイト内ブログは、ホームページのカテゴリーの一部に「ブログ」を作って更新していくものです。社員の日記やニュースを書いていくパターンが多いです。

集客のためにというよりは、既存のお客様との関係性を深めるためのコミュニケーションのツールとして「サイト内ブログ」を更新していくと良いです。

独立ブログ

独立ブログは「アメブロ」や「ライブドアブログ」などの企業がサービスの一部として提供して無料でできるブログと、サーバー・ドメインをレンタル料を払って借りて自分で構築していく「ワードプレス」などのブログがあります。

集客のためにブログの運営を考えているのであれば、独立ブログで記事を更新していくと良いです。

この集客のためのブログと日記的なブログを使い分けができずに、効果的な発信ができていない場合が多いです。次の記事ではブログを書く意味を考えながら集客のためのブログについて見ていきましょう。

次の記事:ブログを書く意味とは?ビジネス的な活用法を徹底解説【企業・個人向け】

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この記事を書いた人

マーケティングパートナー合同会社代表 / 大学在学中からWebの世界に入り、SEO対策を中心としたWebマーケティングを支援して11年目。コンサルタントとしての支援業務だけでなく、事業者としてゼロからビジネスを構築した経験から、実践に落とし込んだ具体的なサポートを心がけております。「Webマーケティグで売上の柱をつくる」をコンセプトに、目先のインスタントな施策ではなく、事業の土台となるWebマーケティングをご提案します。

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